スーパーマリオブラザーズ3と幼馴染みと片想い〜そしてもう遊べなくなった〜

この記事は約5分で読めます。
幼馴染

一世を風靡した『スーパーマリオブラザーズ』。

続編となる2も当然遊びやり込みましたが、2って結構難しかったですよね。

記憶が確かなら多分僕クリアできてないと思います。

※Wikipediaで調べてみたら、どうやら初代スーパーマリオブラザーズをさらに難しくしたようなコンセプトだったようです。道理で!

そして衝撃的だったのが、『スーパーマリオブラザーズ3』です。

僕の朧げな記憶だとスーパーファミコンだったように思っていたのですが、3ってファミコンだったんですね。

ボリュームも凄かった気がしますし、マリオが変身して飛べるようになったり、ステージが選べたりと、とにかく目新しさばかりでした。

ゲーム大好き少年にまんまと育ってしまっていた幼少期の僕ですが、実はこの『スーパーマリオブラザーズ3』は持っていませんでした。

当然、片っ端から欲しいもの買ってもらえるわけもなく、時には我慢してスルーせざるを得ないゲームもあったわけです。

そしてマリオ3を持っていたのは、僕の周りでは幼馴染みの女の子ただ1人だったのです。

僕はマリオ3がしたいんだ。お前と遊びに来たわけじゃない。

まずここでこのブログ記事のタイトルに触れておきますが、片想いだったのは幼馴染みの女の子の方です。

小学生とかって色恋の事なんてよく分かっていませんし、あちらこちらで

「〇〇ちゃんは〇〇君が好き」だとか、

「〇〇ちゃんと〇〇君は両想い」

といった恋バナレベル1な話が溢れていたと思うのです。

更に、幼馴染みの異性というのは実に素敵で美しい響きを持ってはいますが、実際に小さな頃から遊んでいた仲良しの男女パターンと、親が仲良くて子供同士はそんなに仲良くもなかった偽馴染みとがあると思うのです。

僕の場合は後者の偽馴染みで、女の子の幼馴染みだからドキドキワクワクとか全くなく、正直に言えば結構嫌いな女の子でした。

そして、その幼馴染みの女の子は僕の事を好いていたようなのです。

——ようなのです、なんて濁して書きましたが、結構露骨に好き好きアピールされていたので幼い頃の「好き」がどんなもんかは分かりませんが好かれていたのは確実だと思います。

そんなこんなで、親同士が仲が良い事もありよくその女の子の家には遊びに行かなければいけなくなったのですが、本当にめんどくさかったです。

しかしある日僕がその子の家に遊びに行くと、なんとテレビ画面には憧れの『スーパーマリオブラザーズ3』のプレイ画面が映っていたのです。

やりたくてしょうがないのにやらせてくれない

大人になった今、「やりたくてしょうがないのにやらせてくれない」なんて書くと性欲塗れのゲス野郎感出ちゃいますが、当時の僕は心の底から『スーパーマリオブラザーズ3』がやりたかったのです。

しかし僕の心の奥を知ってでもいたかのように、なかなか僕にマリオ3をやらせてくれないのです。

その子にはお姉ちゃんがいたので、お姉ちゃんがプレイするマリオ3を見ながら、幼馴染みの子が「ねぇ外で遊ぼうよ!」とか言ってきます。

嫌だ嫌だ嫌だ。僕はマリオ3がしたいんだ!

頑なに外での遊びを拒み、「ねぇおれにもやらせてよ」とマリオ3をねだるのですが、本当になかなかやらせてくれないのです。

たぶん、僕が好きなのはその子ではなくマリオだと気付かれていて、あえて意地悪をしていたのかも知れません。

そしてそれは一度の事ではなく、いつ遊びに行ってもほとんど僕にマリオ3はやらせてくれなかったのです。

※たまぁにマリオ3をやらせてもらえる時もあったのですが、数ステージ遊んだらすぐに「もうダメ」とか言われて中断させられていました。本当、そういうの嫌です。

だってマリオやらせてくれないもん

子供の成長は早いものです。

急に幼馴染みもマセ始めたのか、ある日いつものようにその子の家で遊んでいる時に、

「ねぇ、チューしようよ! あたしのことすきでしょ?」

と言われました。

不思議なもので、その子の事は先にも書いたように基本的に嫌いだったのですが、それを言われた瞬間の記憶はやけに煌びやかに覚えているのです。

それを言われた時、その子の家で飼っている大型犬がじぃっとコチラを見ていたのまで記憶しています。

ただ、僕は昔から嘘がつけない子でした。

そして、子供でしたからどういう事を言えばどうなるか、そういった予測も当然全く出来ません。

正直に言ってしまったのです。

「やだよ。だってマリオやらせてくれないもん」

と。

その後どうなったか、記憶は曖昧なのですが、少なくともそれまでのように頻繁にその子の家で遊ぶ事はなくなったのは間違いないです。

結局、僕は『スーパーマリオブラザーズ3』はほとんどプレイ出来ずに大人になってしまいました。

ほんの少しやらせてもらえた時の記憶では、「マリオ飛べるのすげぇぇ!」と思った事ぐらいは覚えています。

あと音楽が凄く好きでした。

【FC】スーパーマリオブラザーズ3【エンディングまで】

そして、「すんごく面白そうなマリオ」と常々思っていたのも覚えています。

ただ、それだけで僕のマリオ3は終わってしまったのです。じっくりたっぷり遊ぶ事は子供の頃の僕には最後まで訪れなかったのです。

もちろん、全てを取り返すべく大人になってから、それもつい最近プレイし直した事は言うまでもありません。これで↓

あなたは本当に好きなゲームがあったとして、そのゲームと恋とを天秤にかけたらどちらを選ぶでしょうか?

当然年齢にも左右されますが、幼い頃の僕には幼馴染みの甘美な誘惑も全く効かず、ただただ空飛ぶヒゲおじさんと遊びたかったのです。

初めてファミコンが家に来た日以来、僕はずっと誰よりもヒゲおじマリオが大好きだったのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました