【あの頃の思い出】幼かった僕がロックマンに挫折のツラさを教わった話

この記事は約5分で読めます。
ロックマンに教わった挫折

ファミコンが家に来て以来(↓参照)、無我夢中で色々なゲームをやりまくりました。

そんな数あるゲームの中でも、少年だった僕に痛烈に現実の厳しさを教えてくれたゲームがあります。

それが、ロックマンシリーズです。

前回の記事で、僕の父ちゃんの友人がくれた(と思われる)と書きましたが、そのソフト群の中にロックマンもありました。

ただ、僕の記憶だとシリーズが全てあったわけではなくて(というかそもそも当時は3か4までしか出てないぐらいの年代だと思われます)、YouTubeで動画を探してみてもやはり「あ、これはやってないぞ」と思うソフトもありました。

ちょっと記憶が曖昧なのですが、間違いなく超やり込んだと言えるのは『「ロックマン4』です。

【FC】 ロックマン4 クリア (68:44 ED込)

↑ついこの動画見始めたらずっと見ちゃいました。

本当に懐かしい。

そして驚いたのが、ボスまでこんなに短い距離だったんだ……。ということ。

もっと果てしなく長い気がしてましたが、子供の頃と今とでは全然感覚が違っちゃうんですね。恐ろしいです。

ロックマンって死に覚えゲーですから、子供の頃の僕にはかなり難しかったイメージしかありません。

特に『ロックマン4』のダストマンのステージと、トードマンの雨降ってるステージは死ぬほど嫌いでした。

――では、僕が挫折を味わい、現実世界の厳しさをゲームの難しさで教わったかというと全然違うのです。

それは、ボスキャラ応募企画での事です。

全てが僕の思い通りだ! と思っていた少年時代のボス募集企画

幼い頃というのは基本的に無敵モードです。

「ぼくのおもいのままにせかいは動いているのだ」

ぐらいなものです。

学校だとイジメがあったりイヤなヤツがいたりもしますので、あくまでも僕が無敵モードだったのは家の中での話。

そんな無敵内弁慶な僕はファミコンの御蔭でゲームにドップリとハマり、抜け出せなくなっていました。

と言っても僕の母ちゃんは結構厳しい人だったので、時間も決められていましたし、無視していればひっ叩かれました。

なんとか目を盗みつつゲームする。それがまた面白くてたまらないんですよね。

親が出かけている時なんかは幸せの絶頂。

帰って来たタイミングで、

「おかえりなさい。おれも今帰って来てちょうどゲーム始めたところ」

なんて嘘ついて、さんざんやっていたのに親の帰宅時から決められたゲームやっていい時間をスタートさせるズルもよくしました。

――さてロックマン。

ロックマンシリーズは、恒例企画としてボスキャラクターのアイデアを募集する企画をやっていました。

もし採用されれば、豪華賞品が貰える子供には最高に嬉しい企画。

記憶違いかも知れませんが、コミックボンボンかコロコロコミック、そのどちらかに応募フォームがあったような気がします。

家では無敵マンなくせに、外に出るとシャイになっちゃうカワイイ僕は、毎回応募したかったのになんとなく恥ずかしくて応募していませんでした。

しかしある日、閃いてしまったのです。

七色の光線を放つカラフルなボス・レインボーマン

「やばい、これは確実に採用だ」

と、閃いた僕は焦りました。

その名もレインボーマン。

僕の中では完璧でした。

ゲームの中での動きもしっかりイメージできました。

見た目もカラフルで、ドット画面にしても確実に映えます。

ロックマンが取得した場合には、これまた七色の光線が不安定な曲線を描きながら飛ぶ、強いけれど一癖あるかなり絶妙な強武器。

これはもう採用になってしまう。仕方がない。

恥ずかしいけど、出せば確実に受賞し採用するのが目に見えていたので、しょうがないから応募してみることにしたのです。

あーもうこんなのダセェなぁ。

採用されるのわかりきってるけど、子供じみたことしちまったぜ。

――と、完全に子供の僕は思ったのをハッキリと覚えています。

大分イキって応募した僕ですが、根はザコです。

物凄くドキドキしながら受賞通知を待ちました。

レインボーマンが虹になった日

不採用通知みたいなのは多分なかったと思います(違っていたらすみません)。

僕が待てども待てども「あなたの考えたボスが採用されました!」という通知は無く、ロックマンの新作発表で僕は自分が選ばれなかったことを知ったのです。

なんでだよ。レインボーだぞ。どう考えても採用だろ。なんでだよカプコン。なんでだよ。

なんでだよなんでだよなんでだよぉぉぉッッ!!

――全てが思い通りにいくはずの世界は、実際には全くそうではなかった事を初めて僕は思い知ったのです。

レンボーマンが虹になったあの日、僕は大人への階段をほんの少しだけ上ったのです。

さて幼い頃の僕が一体どれほどその時ショックを受けたのか?

もちろん、半ばネタとして今こうしてその時の事を面白おかしく書いてきたわけですが、恐ろしい事に気付いたのです。

まず1つは、『ロックマン5』以降のロックマンは全くやってないっぽいことに気付きました。

ボスを眺めてみたのですが、いまいち戦った記憶がありません。

『ロックマン5』のボスまではハッキリと特徴まで覚えているので間違いなくやり込んでいます。

そして2つめが、『ロックマン6』のボス一覧画像を眺めていたらなぜか胸がチクリと痛くなったのです。

ああ、そういうことか、と合点がいきました。

おそらく僕は、『ロックマン6』のボス企画に応募して心を打ち砕かれ、しばらくロックマンから離れたのでしょう。

その後ロックマンの記憶が再開するのは、スーパーファミコンの『ロックマンX』から。

ファミコン時代のロックマンと僕との関係はレインボーマンきっかけでクラッシュしていたようです。

ありがとうカプコン、ありがとうロックマン

なんとも恥ずかしく、子供らしい話です。

調子に乗って応募して、勝手に心折れてロックマンから離れる。

子供はいつだって勝手なものです。

それでも未だに足場踏み外して落ちるあのヒヤッと感、回復アイテム尽きて絶対に勝てないわ、という絶望感の中挑むボス戦、無傷で中ボスまで行けた時の嬉しさ――全て手に取るように思い出せるのです。

ボス企画で挫折を教わったのもまた一興。

ありがとうカプコン、そしてロックマン。

最後に僕が一番苦戦し、そしてBGMが一番好きだった『ロックマン4』のダストマンのステージBGM動画貼っときますので、近い年代のおじさんは聴いていってくださいませ。

ロックマン4 BGM ダストマンステージ

コメント

タイトルとURLをコピーしました