最低限覚えておきたい漬け物の種類

漬物の種類

日本人の心と言っても過言ではないお漬け物、あなたは何のお漬け物が好きですか?

僕はぬか漬けと浅漬けで迷うところですが僅かに浅漬けの方が好きかも知れません。

有り難いことに僕の妻も漬け物が大好きで、特にぬか漬けが好きなようでぬか床も作ってよく漬けてくれています。

古くから保存期間を長くする為であったり、発酵させることによってグンとうまみを増したりする為に工夫され、完成されていった人類の知恵の結晶とも言うべきお漬け物ですが、けっこう色々な種類があります。

というわけで今回は最低限覚えておきたいお漬け物の種類のご紹介です。

代表的な漬け物達

塩漬け

まずは塩漬け。

塩分濃度の高い状態に漬け置くことで雑菌の繁殖を防ぎ、腐るのを遅らせる効果があるのが塩漬け。

また、味付けの為にお肉を漬けることも多いですよね。

一番塩漬けで見るものと言えば断然梅干しでしょう。

実家で僕の父親が梅の木からもぎ取って漬けてました。しょっぱすぎたので苦手でしたが。

梅干し画像

ぬか漬け

みんなのアイドルぬかちゃんのぬか漬け。

米ぬかに塩などを混ぜてぬか床(ぬかどこ)を作り、そこに野菜などを漬ける漬け物。

僕の実家では婆ちゃんがデカめの容器にぬか床を作っていて、毎日大変そうに手を突っ込んでかき混ぜてました。

手間もかかるんですよね、ぬか床をしっかり育てるのは。

でもその分、しっかり漬かった野菜は最高においしいです。

特にきゅうり。ミョウガもあっさりしてて香りが良くてとても美味。

みょうがときゅうりのぬか漬け

↑画像、まさに我が家で主力のきゅうりとミョウガ漬けのフリー画像見つけたので即使わせてもらいましたが実に嬉しい一致です。

味噌漬け

味噌漬けも当然ありまーす!

ただぬか漬けに比べると野菜の漬け物としてはあまり見ないイメージ。

むしろ魚や肉を漬ける方が良く目にする気がします。

しかし実は我が家では、ニンニク味噌床を作って味噌漬けしようぜ計画が進行中です。だってきゅうりとか大根とか漬けたらおいしいに決まってるじゃないですか。

きゅうりと大根の味噌漬け

粕漬け

酒粕(さけかす)や、みりん粕に漬ける日本古来の漬け物。

平安時代中期の『延喜式』にも記述のある歴史ある漬け物です。

わさび漬けや奈良漬けも粕漬けの一種で、スーパーで魚が粕漬けで売られているイメージ。

赤魚の粕漬け

僕は苦手です。

醤油漬け

味噌があって塩があるなら醤油もないわけがないです。

もっと言えば、何を漬けたって大体美味しい。

逆に、シンプルに醤油に漬けただけのものというのはそのまま食卓に並ぶ機会は少ないかも知れません。確実にみりんだったり砂糖だったりが入っちゃってますからね。

魚との相性も抜群に良いので、まぐろを漬けたりもします。漬け丼、最高です。

まぐろ漬け丼

酢漬け

日本で酢漬けといえば、らっきょうや生姜、他にも魚だとサバなど青魚でニオイが強めのものを酢漬けにして食べてきた歴史もあります。

また、海外ではピクルスが有名ですが、ピクルスというのは特定の野菜の名前ではなく、日本で言うところの「酢漬け」ほどの意味なので、「キュウリのピクルス」などと使うのが正しい使い方。

ピクルス、苦手です僕。チーズバーガーピクルス抜きで(←言ってみたいけど勇気がなくて言えないタイプ)。

ピクルスまずそう

まとめ

ピクルスは置いといてですね、どれもこれも白米が恋しくなる漬け物ばかり。

因みにですが、浅漬けというのは短時間漬けたものを呼ぶときに使用してよいみたいですから、がっつり漬けていないぬか漬けなんかも浅漬けと呼んでもよさそうです。

『浅漬けの素』に漬けたやつが一番好きなんですが、ガチでぬか床かき回してる妻の前では口が裂けても言えません。

白米、味噌汁、漬け物。

これで食事は十分、という点は妻と一致していて実に助かります。

ぜひあなたもお漬け物一品、加えてみて下さい。

陰の立役者であり古くから愛され続けている理由がそこにはあるのです。

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