【ネタバレ感想】『鬼滅の刃』最終巻を読んで感じた凄いところ3つ【納得感・全力感・救済】

鬼滅の刃お面

最早説明不要レベルでのブームになっている『鬼滅の刃』。

僕はアニメから入った完全なにわかだったのですが、このブログでも海外の人の超興奮リアクション動画まとめ記事や、無限列車編も見てきたよ記事などでだいぶお世話になりました。

さらにガッツリはまってしまった僕は漫画も全巻電子書籍で購入し読ませて頂きました。

ついに最終巻も発売されたので、電子書籍でも良い方、とにかく安く全部読みたい方は僕が全巻半額購入した方法がおすすめです⇒全巻半額で『鬼滅の刃』購入する方法

そして最後の23巻を読み終わった感想としては、

こりゃすげぇや

という感動と興奮と参りました感の混じった感嘆でした。

今回は漫画最終巻を読んでの感想と今後へのワクワクを3つの「凄いところ」としてネタバレありで書いてみたいと思います。

『鬼滅の刃』の凄いところ1:漫画全体を貫く「納得感」

なぜヒットしたのか?

なんていう野暮な分析は専門の人に任せておいて、シンプルに僕の感想を書かせてもらいます。

まずやはり主人公である炭治郎を通して漫画全体ににじみ出る「納得感」です。

漫画ですし、水の呼吸で渦巻いて斬撃を繰り出したり、いきなりファイアーな攻撃に変わったりと色々漫画的要素は当然満載なのですが、炭治郎が結構細かく説明してくれるおかげで謎の納得感があるんですよね。

序盤だって炭治郎は自分が弱いことをしっかり自覚してて、故にめちゃくちゃ時間をかけてガッツリ本気の修行をして強くなっていく。

超人的な主人公ではなく、あくまでも弱かった男の子がしっかり強くなっていく納得感があったのです。

さらに炭治郎が漫画を読んでいたらあまり普段は意識しないような「痛み」や「技を繰り出す大変さ」までも実況中継してくれます。

痛い! 少し呼吸を大きくしただけで激痛が走る!

とか、

この体勢でこの技を使えば足がダメになってしまう!

とか、「あ、そんなことまで教えてくれるんですか?」ということまでわざわざ描写してくれるのです。

これにより、炭治郎のリアルな大変さを具体的に想像できますし、もっと言えば漫画の中の人物なのに僕らと同じように痛みを感じている事を意識できるので親近感も沸いたりします。

さらに、それが読む側が炭治郎を応援する大きなモチベーションにもなるでしょう。

うわぁ、そんな感じに痛いんだね……。マジ頑張れ炭治郎! こらえろ炭治郎!

という風に。

僕は裏側には詳しくありませんが、作者の吾峠呼世晴先生も意識していた部分なのではないかと思います。

『鬼滅の刃』の凄いところ2:全員がしっかり本気の「全力感」

2つ目が、キャラクター達全員のしっかり本気の全力感。

特にこれは物語終盤にかけて感じるようになりました。

炭治郎と伊之助は序盤から常にずっと全力感出てましたが、それこそ無限列車編で煉獄さんの死を目の当たりにしたあたりから、善逸も割とずっと全力だったイメージです。

特に最終巻での無惨を倒すまでの流れは涙なしには語れない実にすさまじいものでした。

お館様の自爆に始まり、珠世さんの毒、鬼殺隊全員の死闘、炭治郎、伊之助、善逸の執拗な削り……。

本当に全てに意味があったかのように、全てのキャラクターが全力で最強ボスである無惨をジワジワと削り続けて倒していく。

もうね、まさにマゾゲーのラスボス倒してる感覚と一緒ですよ。

手に汗握りっぱなしで、ゆっくりジワジワと少しずつ削っていく。

そこには圧倒的な全員の(無惨も含めた)全力感があり、だからこその納得感もやはりここにもあったのです。

ここまで本当に「みんなで協力して倒す」のって珍しいような気がするのですが……。

ですから、どうしたって涙腺も緩んじゃうのです。

『鬼滅の刃』の凄いところ3:もう一つの終わりが僕らの心を愛をもって救ってくれた愛のある「救済」

僕はジャンプでリアルタイムで読んでいませんでしたから、もちろん結末は知りませんでした。

恥ずかしながら、僕が一番涙腺崩壊してしまったのは最後の205話『幾星霜を煌めく命』でした。

突然の現代編みたいな展開に「えぇ!?」と最初はなってしまいましたが、なんと素晴らしい最終話か。

その前の話まででしっかり完結っぽくはなっていたのです。

多くの犠牲も出たけれど、一応の平和な世界は取り戻せた――みたいに。

でもやっぱり死んでしまったみんながいた事は悲しい思い出です。

でも仕方ない。

なのに!

そんな悲しい思い出もしっかりと愛のある描写で救ってくださるのが吾峠呼世晴先生。

現代で息づく子孫達の元気な姿を見せられてしまってはもう涙が止まりませんよ。

特にやはり最後に一番あいのりしてくれた甘露寺・伊黒のカップルがやってる定食屋とかね、やめてくださいよね、もうね、ティッシュ切らしちゃいましたよね。

読者への愛というよりも、吾峠先生がここまで描き続けてきたキャラクター達への愛をひしひしと感じる素晴らしい最終話だったと思います。

脇役な人までしっかり描くあたり、本当にこの最終話があってすべてが救われた、圧倒的菩薩の救済感。

本当にありがとうございました。

まとめ:いいか、アニメはまだ始まったばっかりなんだぜ。最終巻のアニメ化……とんでもねぇことになるぞ。

僕が漫画を読んでいてすごく思ったのが、

これアニメ版でどんだけフィーバーしちゃうんだろ?

ということです。

いまは無限列車編の興行収入がだいぶ注目されてますが、これからもっと物語は盛り上がっていきますし、それこそ上弦の鬼達との死闘からの最終決戦なんてもうとんでもないことになりそうですよね。

ufotableですから、そりゃもう最終盤は神アニメーションの嵐でしょう。

またどこかの部分を映画化するのかどうかは謎ですが、僕としての勝手な願望では、最終決戦まではずっとアニメでやってもらって、最終決戦から現代の描写までは劇場版でやってくれるのが最高な気がします。

それこそ最終巻の無惨との死闘パートは、テレビ枠だと採算合わないレベルの、それこそ制作の皆さんが上弦の鬼と戦うぐらいの鬼作業になりそうですし。

そして最終巻のあたりが劇場版化されれば、コロナ禍も何も関係なくシンプルに興行成績は凄いことになるんじゃないかと思います。

無限列車編と違ってしっかりと終わるわけですし、感動と興奮も数倍になると思うんですよね。

ああやばい。

鬼滅の刃、本当に怖いです。

恐らくはあと5年以上はかかるかと思います。逆に言えば、そこまではずうっと鬼滅の刃を楽しめるのです。

とりあえず、最後まで見届けられそうな年代に生まれた事を素直に感謝。

そして『鬼滅の刃』に関わる全ての人にも、全集中からのありがとうの呼吸の土下座の型で全力感謝。

これからもどうが頑張ってください。

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