キリンの生態が謎だらけの不思議動物過ぎる件

キリンがくる

いきなりですが、一度頭の中でキリンの事を考えてみて下さい。

動物の、キリンです。

……どうでしょうか?

冷静に考えて下さい。

キリンって、もう意味わからなくなりませんか?

なんなんだあの動物は!

と、僕は凄く思うのです。

あの首の長さナニ?

あの足の長さナニ?

あのパチクリお目目と長いまつ毛ナニ?

クッキーチョコバニラみたいな模様もナニ?

角ナニ?

馬なの? ウシなの? シマウマなの? 恐竜なの?

――というわけで今回は、麒麟がくるにもあやかろうという下心丸出しでお送りする謎多きガチのほうのキリンさんを追求する記事です。

キリンの謎に包まれた生態

キリンどアップ

キリン科に属するのはオカピとキリンのみ

まず、生物学上の分類だと、キリンは偶蹄目(ぐうていもく)のキリン科に属します。

そして、キリン科に属している動物というのは二種類しかおらず、それがキリンとオカピです。

オカピ
オカピ

オカピはあまり馴染みのない動物ではありますが、こうして見てみると確かにキリン感強めです。

同じ科に属するだけあって共通点も多く、長い舌やツノもキリンとオカピ共通の特徴です。

因みにオカピですが、足が完全にシマウマですよね。

その模様から、当初はシマウマと同類と考えられていたのですが、後に調べた結果キリンと同類であることが判明したのです。

どうみてもシマウ……いえ、キリン科なのです。

立派でもふもふなカワイイツノ

オカピとキリンの共通する立派なツノ

更にそのツノは見てもわかるようにむき出しの怖いツノではなく、皮膚に覆われたなんとも温かみのあるやさしいツノ。

そのツノは「オシコーン」と呼ばれるのですが、実はキリンにはツノが5本あります。

「いやいや2本じゃん」

と思うかも知れませんが、おでこにも1本、さらに後頭部に2本あります。

真横から見たキリン

↑こちらの画像だとわかりやすいかも知れません。

おでこと、真ん中の立派な2本と、耳のちょっと上辺りに膨らみが見えると思いますがそこに2本さらにツノがあるのです。

さて、このツノをキリンはどのような時に使うのでしょうか?

特に意味はない、という説もありますが、ちょっとこちらの動画を見て欲しいのです。

A Neck and Neck Battle | Giraffe: African Giant

物凄い音を立てて、ツノを相手の首や体にぶつけているのがわかります。

これは「ネッキング」と呼ばれる行為で、オス同士の戦いの時や、じゃれる時などにも行われる首のぶつけ合い。

あの巨体から繰り出される一撃はとんでもない破壊力なはず。

因みにキリンは年齢を重ねれば重ねるほどにツノも長くなり、また首も長くなるのだそうです。

つまり、年齢が上の方が首のぶつけ合いバトルでも有利になるのです。

ツノも首も長ければ長いほど攻撃力は増しますから。

首の骨(頸椎)の数は人間と一緒

嘘つけあんな長い首なんだから180個ぐらいなきゃおかしいだろ!

と、思っちゃいますが、本当に頸椎の数は人間を含む他の哺乳類と同じ7つだけ。

種明かししてしまえばなんてことは無く、要は1つ1つの骨がとても大きいだけのこと。

だからと言って首がカチカチなわけではなく、前項で挙げたネッキングを見るとわかるように、キリンは首をまるでムチのようにしならせて相手にぶつけます。

キリンのあの長い首を支えているのは、中に入っている大きくて長い骨と、強靭な首の筋肉なのです。

キリンは高さ5メートルにもなるほどに大きな動物ですが、首の長さは2.5メートルにもなるので、半分近くが首なわけです(年齢によって変わります)。

首が長い理由というのは、高い木の葉を食べる為ですが、長ければ長いほどより高い木の葉を食べれるので、キリンにとって首の長さというのはネッキング時の攻撃力上昇、より長く生きる為の道具、さらには強さを誇示する象徴にもなる、何よりも大切なものなのです。

キリンは超高血圧

キリンは最も血圧の高い動物としても有名です。

一般的な人間で最高血圧は140㎜Hgなのですが、キリンは250㎜Hgにまでなります。

これは実にシンプルな理由がありまして、血圧が低いと長い首の上にまで血が運べないからです。

心臓から脳までの高低差は2メートル以上に及ぶので、人間並みの血圧だととてもそこまで血が回らずに死んでしまうのですね。

さらに、オカピとキリンは後頭部に網目状に毛細血管が張り巡らされており、それがある御蔭で急激な首の上げ下げをしても貧血にならないようになっています。

動物しゅごい。

食事は反芻(はんすう)する

キリン反芻

ウシやシカも行う食事方法なのですが、キリンもまた反芻を行う動物です。

日差しの強い地域に生息しているキリンですから、薄暗い時間帯になるべく木の葉などを食べます。

そして、暑い時間帯は静かにひたすら反芻しているのです。

反芻というのは、一度食べて胃袋に送った食べ物を、また口に戻してすり潰すように噛み、また胃袋へ、というサイクルを繰り返す食事法。

ゆっくりゆっくり、少しずつ消化していくのですね。

キリンの間抜けな反芻顔は愛嬌がありますが、必死に咀嚼して消化している最中ですので笑わないであげてください。

ぱちくりまつ毛は日差しから目を守る為

まつ毛が長い理由というのは、目を日差しから守る為です。

特に陽光の強い地域に主に暮らしているキリンですから、あのまつ毛がないと目がやられてしまうのです。

ライオンなどの肉食獣もいる場所で暮らしていますから、常に四方八方に気を配っている必要があります。

その為に、キリンの目は広く視界を得られるように少し横に飛び出ています。

その飛び出た目を保護するには、とても長いまつ毛が必要なわけです。

キリンの謎に満ちた身体のパーツも、全て理由があるのです。

キリンは睡眠エキスパート

草食動物は基本的に睡眠時間は短い(3時間程度)のですが、キリンはもっと短いのです。

睡眠のほとんどは立ったままでとる仮眠のようなもので、本格的に寝る際には前足と後ろ脚の片方を折りたたみ、長くても10分ほどしかガチ寝はしません

まだまだ未解明な部分が多いようですが、流石にその10分ほどの時間ですべての休息を賄うのはキツイでしょうから、恐らくは立ったままの仮眠がかなり上手いのではないかと思います。

実は1日のほとんどを仮眠モードで過ごしているとか?

とにかく、あれだけの大きな体をそのわずかな睡眠で維持しているわけですから、やはりキリン、不思議です。

はなくそを舌でほじくる

最近新しい記事として、「正しいはなくそのほじり方」という本当にハナクソな記事を書いたのですが、その時にwikipediaを眺めていたら、まさかのキリンに関する記述があったのです。

それによると、なんとキリンは手で鼻をほじくれないので(当たり前)、舌を使って鼻をほじくるのだそうです。

wikiには証拠画像まで載ってましたので、是非キリンの舌ほじりを見たい方はチラ見してみて下さい。

wikipedia 鼻ほじり

まとめ

去年ですが、久々に動物園に行って生キリンを見ました。

何度見ても、「いやほんと謎動物だよなぁ」と思っちゃいます。

とにかく不思議だらけのキリンさん。

少しでもキリンへの興味が沸いてくれたのであれば幸いです。

ぜひあなたも動物園でキリンを見て、じっくり観察してみてください。

見れば見るほど、面白くて不思議です。

僕の中での自然界不思議動物ツートップの相方として、ゾウさんもいます。

ゾウ記事もあるのでよければご覧くださいませ。

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