【今だからこそ染みる】かつて運動会で聴いたあのクラシックをもう一度

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運動会で聴いたあのクラシック

クラシック音楽というものは、「日常的に好きで聴いている」という人でない限り、大人になるとあまり聴かなくなってしまった方は多いのではないでしょうか。

音楽の聴き方も変容してきて、比較的手軽にストリーミングサービスでクラシックも聴くことは出来るものの、なかなかあえてクラシックを聴こうとならないのが正直なところ。

ただ、僕は定期的になぜか無性にクラシック音楽を聴きたくなる時期が来るのです。

そして、やはり聴き馴染みのある運動会で掛かっていた曲などを選んで聴くのですが……

あの若かりし日々の中、面倒で嫌で雨降らないかなぁと思いまくっていた運動会で掛かっていた忌々しいはずのクラシック音楽が、大人になった今聴き直すと最高にかっこよく感じたり興奮することが出来たり、とにかく全然違った聴き方が出来ることに気付いたのです。

そこで今回は、ぜひ僕が感じた「今また聴いてよかった!」と思えるような、テンションの上がる運動会で聴いたクラシック音楽の数々をご紹介したいと思います。

ぜひ、イヤホンかヘッドホンで聴いてみて下さい。

『ウィリアム・テル 序曲』

Rossini William Tell Overture Final

僕はもうなんと言ってもこの『ウィリアム・テル 序曲』が大好きです。

イタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニが、フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲『ヴィルヘルム・テル』を元にオペラとして作曲したのが『ギヨーム・テル』で、日本では『ウィリアム・テル』として有名です。

1829年に作られたオペラなのですが、ロッシーニにとってはこの『ウィリアム・テル』が最後のオペラ作品。燃え尽きちゃったのでしょうか、『ウィリアム・テル』に込められた勢いや熱は、まさにロッシーニの最後の大仕事と呼べるすさまじいものだったのでしょう。

是非一度、出勤中でも出勤前でもいいのでこれを一発聴いてみて下さい。

モチベーション爆上がり間違いなしです。

運動会では主に徒競走などでかかるイメージ。

序盤の盛り上がりはもちろんテンション上がるのですが、最序盤にトランペットの後に楽器が重なってくるあたりから僕はもうゾクゾクしちゃいます。

組曲『道化師』より 第2曲『ギャロップ』

D.B.カバレフスキー/組曲「道化師」 第2曲 ギャロップ

タイトル言われてもわかんねぇよ!

という方も多いのではないでしょうか。もちろん、僕もサッパリです。

しかし聴けば「ああこれか!」とすぐなります。

運動会では定番と言ってよいこの『道化師』の「ギャロップ」。なるほど道化師という組曲なのか、となんだか納得するようなお茶目な軽快さのある曲です。

運動会の中でも、特にドタバタするような競技(玉入れとか)で掛かるとピッタリですね。

組曲『道化師』は、ロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーによって1939年に作られた組曲で全10曲から構成されており、一番日本人にも馴染みのある「ギャロップ」は第2曲です。

『天国と地獄』(オペレッタ『地獄のオルフェ』序曲第3部「カンカン」

【フル音源】喜歌劇「天国と地獄」序曲/オッフェンバック(八木澤教司)/Orphée aux enfers Ouverture /Jacques Offenbach YDAO-A02

カステラ一番でも有名な、そして運動会でもとてもよく流れたであろう曲が『天国と地獄』。

本当は『地獄のオルフェ』という名前のオペレッタで(オペラともちょっとだけ違う)、日本での初演時に付けられた邦題が『天国と地獄』だったのだそうで。

その『地獄のオルフェ』の序曲第3部、「カンカン」が、日本では『天国と地獄』として良く知られているこの曲です。

ドイツ人作曲家ジャック・オッフェンバックによって作られたオペレッタであり、オペレッタというのはオペラよりも喜劇要素が強めのハッピーなもの。

確かにこの曲も仰々しいタイトルがついてはいるものの、踊りだしたくなるような明るい雰囲気に溢れている曲です。

『クシコス・ポスト』

Csikos Post, H. Necke

こちらも運動会ド定番の『クシコス・ポスト』。

ドイツ人作曲家のヘルマン・ネッケによる曲です。

クシコス・ポストの意味は「郵便馬車」。

このヘルマン・ネッケさんはドイツのデューレン市自衛消防団音楽隊の創立指揮者であり、死の直前までは市の音楽監督として働いた人物。

多くの楽曲を残したハズだそうなのですが、有名なのはこの『クシコス・ポスト』ただ一つなのだとか。

なんだかそれを知ってから聴くと感慨深いものがあります。

オペラ『カルメン』第一幕前奏曲

ビゼー:「カルメン」 第1組曲より

『カルメン』は運動会ではもちろんのこと、それ以外にも頻繁にテレビなどで耳にすることのある曲です。

フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーによって作られたオペラ『カルメン』の、第一幕前奏曲にあたる部分で使われたのがお馴染みのこの曲。

盛り上がりっぷりはかなりのもので、一気にテンション上がります。

シンバルがいいですよね、えぇ。

中盤部分、なぜか頭にドレミの音階が浮かぶのが僕の中での謎だったのですが、おそらく中学生だったか高校生だったか、音楽の授業で演奏させられたのだと思い出しました。

こんな壮大なのやったっけ?

と思いますが、簡易アレンジだったのかも知れません。

まとめ

今回は運動会などでかかる比較的アップテンポなものばかりでしたが、テンションブチ上げ系でなくとも改めてクラシック音楽を聴いてみると絶対に昔聴いたのとは違う聴こえ方がするはず。

是非一度、色々な過去に一度は聴いたクラシック音楽を聴き直してみて下さい。

何よりも心の躍りっぷり、優雅さ、染み入る感じがポップソングとは違う凄味を持っています。

「そもそもタイトルがわからない!」

という方も多いでしょうから、ストリーミングサービスでも、CDでもいいので有名どころをまとめて聴けるようなプレイリストなどを活用して聴き始めてみて欲しいです。

クラシック有名どころが100曲入っているCDなども売られてますから、今日からでも暮らしにクラシックを取り入れてみてはいかがでしょうか?

僕は出勤前に『ウィリアム・テル』で心躍らせてから現実世界に突入してます。

そうでもしなきゃ……。

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