最低限の時間で東京観光したいなら皇居外周路がオススメな理由

あまり時間は無いけれど、東京を感じたい!

そんな時に強くオススメしたいのが、皇居外周路散歩です。

先日妻と、特に大きな理由もなく皇居へ行ってみようということになり、せっかく行ったのだから内堀1週してみよう、と歩いたのです。

その時思ったわけです。

下手な観光よりよっぽどTOKYOを感じられるじゃん!

と。

ただし、生半可な気持ちで歩き始めるととんでもなく後悔する可能性もあります。

長いです。ガッツリ疲れる距離あります。

外周路を歩くと見えるスポット

さて皇居の外周路と言えば、いわゆる皇居ランナーの方々が走っている道でもあります。

一周するのに約5キロ、トイレも途中数カ所あり、かつ外周路には信号が無いので安全でもあります。

そりゃ走りたくもなる、と思いました。

プラプラと僕と妻とは散歩したわけですが、軽い気持ちで行くのはオススメしません。

ちょいちょい寄り道したりしながらでしたが、ざっくり2時間は掛かりました。

普通に結構疲れちゃう距離です。

しかし途中にいろいろな建物を観光気分で見ることが出来ます。

江戸城の名残である富士見櫓。櫓は殆どが残っておらず、富士見櫓、伏見櫓、桜田巽櫓の3つしか残っていないみたいです。

正門石橋と正門鉄橋とが同時に見える通称「二重橋」

二重橋と伏見櫓

写真がカスで申し訳ないのですが二重橋と、奥に見える櫓が伏見櫓です。

さらに、桜田門外の変で有名な桜田門もくぐれます。

井伊直弼がこの近くで水戸藩士に暗殺されたのかぁ、とか考えながら歩くととても感慨深いのですが、興味ゼロな妻はクソつまらなそうな顔してました。やむなし。

さらに、警視庁もあります。

本当に皇居周辺に何があるかなんて全く知らずに行ったので、かなり感動しました。

まだまだあります。

国会議事堂も見えます。大感動。

最高裁判所もあります。ジャスティス大感動。

東京国立近代美術館もあります。アーティスティック感動。

ちょっと行けば東京駅もあります。おもてなし感動。

そして、にわか東京都民の僕なんかが特に感動したのが、いわゆる「TOKYO」な地名がどんどん入れ替わり立ち替わり見えてくるのです。

皇居外周路散歩するだけで、ですよ。

大手町、有楽町、霞が関、桜田門、半蔵門、新宿、九段下、神保町、神田、東京

おおここが我らがトーキョーの中心なのですね陛下!

という気分になります。

白鳥も見れるヨ

また、歩いているとお堀の水面にカモや白鳥などが優雅に泳いでいる光景にも出会えます。

僕が行った時には、結構な近い距離に白鳥が泳いでいて、実に心洗われました。

何羽の白鳥が堀全体で見れるのかはわかりませんが、一周する間に2羽の白鳥を見ることができました。

普段、なかなか見る機会もないので妙に感動してしまいました。

そして白鳥を見て強く感じたことが、

「白いなぁ」

ということ。そりゃそうだ。

ただ、美しい白なんですよね。なんだか見れると幸せな気分になります。

内堀にはバリアがある気がする件

最後に、この東京の中心にある皇居の最も感動したポイントを。

それは、明らかにバリア張ってる気がしたのです。

特に二重橋を見た辺りはお堀から車が激しく行き交う道路まで結構な距離があり、樹が点々と植えられている広場になっているのですが、

遠くにめちゃくちゃ車走ってるのに全く音が聞こえないのです。

変なポイントですが、僕が個人的に1番感動したのがそこです。

これはもう御威光バリアです。

そしてもう一つ感じたのが、周りには高層ビル郡が見渡す限り広がっているにも関わらず、やはり一定の距離がある為何か災害が起きた時にも皇居は絶対大丈夫だろうな、と思わせる精密に計算された設計と強固な何かを感じました。

丁度道路との間のスペースには、歩けるようになっている道と樹の植えられた緩衝地帯があり、樹もまた音を吸収する役割を担っているのだろうと思います。

御威光設計ですね。天皇を守る為の当然の設計なのでしょうが。

まとめ

ひょんなことからお散歩してみて、その魅力に打ちのめされた僕ですが、とにかく皇居外周路散歩はオススメです。

くどく書いた御威光パワーも本当に感じられますし、歩いてて飽きない東京の中心っぷりも感じられますし、地味に景色も高低差すごく激しくて壮観な箇所もあります。

皇居ランナーさん達も多いですが、普通に僕と妻のようにデートみたく行っても全然楽しめると思います。

この最低限ブログを読んでくれている方は皇居ガチ勢ではないと信じますので、ご自身のよく使う路線で行きやすい駅から外周路に入っちゃっていいかと思います。

ちなみに僕は竹橋駅から行きました。

他にも最寄りは大手町、有楽町、桜田門、東京、半蔵門、九段下、日比谷、二重橋前、霞ヶ関、神保町、麹町など、とにかく皇居は大きいので今挙げた駅のどれでも、10分以内に皇居外周路に到達できます。

外国の方ももちろんですが、やはりまずは日本人こそより楽しめる気がするので、行ったことがなければ尚更オススメ。

ちなみに、東御苑は月曜・金曜以外であれば中にも入れます。

僕が行った日は妻との休みの都合で月曜だったんだすよね。残念。

絶対近いうちにリベンジしたいです。

それほどに、なんだか心洗われる最低限の時間で出来る東京中心観光をぜひ。

また、日本の古くから伝わる神話なんかも知った上で訪れればより感慨深く感じられるかも知れません。

脈々と受け継がれてきた天皇家の歴史が、そこにはあるのです。

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