中学時代からのヘビースモーカーが1ヶ月禁煙して身体に起きた劇的変化【現在進行形体験談】

禁煙マッスル

このブログにて、所持金がなくなりすぎて禁煙を始めたと宣言したのがひと月ほど前のこと。

そしてなんと、今回は本気なのです、まだ禁煙継続できているのです。

「何を偉そうに」と思うかも知れませんが、僕が禁煙を悉く失敗してきた理由というのが、吸う本数や環境ではなく吸い始めた年齢にあると思っています。

以前も書きましたが、僕は中学生の時から吸い始めてしまいました。

※言うまでもなく、いけない事です。吸っちゃだめです。

つまりそれは、まさにこれから体も急激に大人になっていくという成長期。

そのとても大切な時期に、タバコを吸い始めてしまったわけです。

大げさに言えば僕はタバコの煙と一緒に成長してしまったわけで、僕を構成する要素にきっと煙も結構な割合を占めて存在しているように思うのです。

故に、身体的依存も、精神的依存も半端じゃなかった。

だというのに、なぜか今回は継続できているんですよね。

本当に自分でも謎です。

ただ、1か月を目前にした最近、また猛烈に「吸いたい願望」が襲ってくるようになっています。

そういえば直近で最も長く禁煙できた数年前、確か1か月は耐えられたのだと記憶しています。

そして今禁煙していて、「なんで前回1か月禁煙できたのに失敗したんだ? もう吸いたくならないんじゃないか?」なんて思っていたのですが、やはりそんなに甘くなかった。

また来るんです。ニコチンの悪魔は、忘れた頃にスゥ~っとやってきて、実に突発的に、そして猛烈に吸いたいヨォォォ!と思わせるのです。

もうやだコワイわよアタイ。

しかしとにかくなんとかまだ耐えています。

そこで今回は、中学から吸っちゃってた僕みたいなやつが禁煙1か月経過すると身体には何が起きるか?

それを正直にお伝えしたいと思います。

禁煙しようと思っている方、またはまさに今禁煙して戦っている方の励みと参考になれば幸いです。

禁煙したら――内臓がめちゃくちゃ元気になった

まずは内臓の変化。

もうすんごい元気なんです、内臓さん達が。

すごくわかりやすい変化としては、胃も元気になってる気がするので(実際に元気になっているのか、禁煙のせいでそんな気がしているだけなのかは不明なので)、すごく腹が減ります

さらに、タバコ吸ってた時とは比べ物にならないぐらいに量を食えます。

あと味覚もアップグレードされますから、食べ物がうまいです。

白米だけを食べたって甘味すら感じておいしく感じるグルメ舌の仲間入り。

で、美味しいものを食べたり飲んだりしまくれるようになるので、当然おしっこの回数もすごく増えました。

もちろん、うんちも確実に毎日出るようになっています。

しかもすごくイイヤツが。

さらに血流も良くなってる(これもような気がする、です)ので、疲れにくいですし、通勤時も帰宅時もなんだかハツラツと歩けます。

とにかくまとめると、タバコによって抑え込まれていた僕の機能全てが徐々に解き放たれている!

たぶんこのまま全開放されれば、毎日うんこ3回ぐらいするような厚労省推奨マンみたいになるかも。

朝の目覚めがサイボーグばりにバチっと起きれるようになった

よく禁煙した人の話として、目覚めがよくなるっていうのを聞いていたのですが、これもマジ。

どういう仕組みなのか謎ですが。

僕も今では、タイマーをiPhoneで仕掛けている5分ぐらい前には

ギギンッ!

と目をかっぴらいて目覚めています。

果たしてそれが健康的なのかどうかは知りません。

むしろ寝不足になってないかな?という不安すらあります。

というのも、禁煙してからというもの、仕事中でも急激に眠くなることが増えました。(食後とか関係ないタイミングで)

これももしかしたら朝のギン!と関係してて、やっぱり実は寝不足になってるんじゃないかと僕は疑ってます。

まとめると、健康的かどうかは不明だが目覚めは抜群によくなる!です。

1日の後半のダルさが減る

喫煙者あるあるだと思うのですが、仕事が忙し日とかってストレスも溜まりますし普段より多くタバコを吸っちゃったりしませんか?

すると、仕事での疲労に加えてタバコの吸い過ぎでなんだか1日の後半がダルい感じになってしまうのです。

要は「疲労+タバコ吸い過ぎ」の状態です。

しかし禁煙をすれば、そのアホくさいダルさはありません。

あるのはシンプルに頑張った自分の「疲労」のみ。

さらに、禁煙したことによって能力開放されつつある身体は以前よりも疲れにくくなっているので、ちょっと楽です。

ああ、これが本来の疲れ方! 本来の労働感なんだな!

と思えます。

ただ、疲れないわけではないのでクソ忙しい日には普通にしんどいです。当たり前。

使える時間がものすごく増えた

最後は、時間がすごく余るということ。

当然ですが、喫煙者だった時には一服するのに3分ぐらいは最低でも使うわけです。

仕事の合間もそうですし、休みの日には家で隙あらばその3分の喫煙をしていました。

これが一気になくなってしまう。

すると、最初は「え? どうしたらいいわけ?」と逆に困惑しました。

そう、喫煙者であった僕は、タバコ無しでの休憩の仕方を知らないですし、時間の使い方も知らなかったのです。

禁煙し始めてしばらくたった最近になって、ようやくその時間は無駄でもなんでもなく有意義に使える貴重な時間なんだ、とわかり始めてきました。

一度も喫煙者になったことのない方はバカみたいに思うかも知れませんが、特に上記の「喫煙者はタバコ吸うこと以外の休憩の仕方を知らない」というのはあるあるなんじゃないかな、と思います。

ただ、今でも休憩となるとどうしてもタバコが頭をよぎります。

間違いなく休憩=タバコという認識になっていたわけで、これを完全に払しょくするにはまだまだ時間がかかりそうです。

忍耐。

まとめ:身体には劇的な良い変化が起きるよ! でもタバコはまだ吸いたいよ!

身体に良い変化が起きるのは素直にうれしいですし、というかこういうことが起きなかったら禁煙する意味なんて霞んでしまうのでもっともっと良い変化があってしかるべきだと思うのですが、そこまで都合の良い変化は今のところ書いたこと以外は起きていません。

正直に言います。

こんなものです。

良い事なんて、今回書いたこと以外には案外ないです。

そりゃあ細かく挙げていけば、臭いから解放されたとか嫁さんがちょっとだけ(しかも超短期間だけ)機嫌良くなったとかあるでしょうが、デカイ変化はそんなもの。

よし、じゃあとりあえず一本吸うか!

ってやっちゃったら元の木阿弥。

もうね、禁煙はそれぞれが掲げた目標なり、なりたい自分像なり、そういう目に見えないナニカを最終的には信じて続けていくしかないと思うのです。

そして何度も言ってますが、マジでニコチンデビルは最強なので、負けちゃったとしても自分を責めなくていいと思います。

僕も仮に今回も結局失敗しても、自分を責めません。

そうではなく、反省して「なぜ失敗したか」を学ぶことで、次の禁煙に活かすのです。

ある意味で禁煙エキスパートの僕は、禁煙失敗の積み重ねがあったから今回ここまで来れていると思っています。

とにかくコツは、考えないこと。これに尽きます。

どうしてもツライ人はニコレットさんの力を借りるンだ!

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