突然ですが、アメリカへのあなたのイメージはどのようなものでしょうか?
僕は、なんとなく筋肉質でストレートで、強大なイメージです。
僕が物心つき始めた頃、いわゆる「洋楽」として聞き始めた音楽がどういうわけか(失言)ボンジョビだったのですが、その圧倒的筋肉感や力強いボーカル、ドラムのリズムに衝撃を受けたものです。
「すごい! 海外にはこんなカッコイイバンドがいっぱいあるんだ!」
と若かった僕はボンジョビきっかけで海外の音楽を聴くようになったのですが、その時のボンジョビの与えた「アメリカン」なイメージはおじさんになった今でも僕の心の中から消えることはありません。
UKロックの記事でも書きましたが、僕は遥か昔、バンドでドラム担当でした。
その時も、よくボンジョビの曲で息抜きに激しくともシンプルで力強い叩き方を練習したものです。
うまくはなりませんでしたが。
――異論はあるでしょうが、今回は僕の勝手なイメージで選出した、これぞアメリカ!という感じの筋肉を感じるダイナミックな音楽を奏でるロックバンドを選出しました。
※そのジャンルが特に好きというわけではありませんので悪しからず。
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)
これだけ冒頭からボンジョビ上げしちゃったのですみませんが最初に紹介します。
日本ではなかやまきんにくんのピヤーでお馴染み、ボン・ジョビです。
1980年代からの古株なんですが、今でも若々しくニューアルバム出してます。
そして、新しいアルバムが出る度にいつも僕は笑っちゃうのです。
「ボンジョビだなぁ笑」
と。
すごくブレないですよね。
メロディアスなバラードなんかも名曲揃いなんですが、やはりシンプルでキャッチーなメロディの、もはや1つのジャンルと言ってもいいんじゃないかと思う「ボンジョビロック感」がメイントラックからは必ず感じられます。
ボンジョビは定期的に日本にも来てくれますので、僕も過去2回だけですがライブ行ってます。
今聞いても良い意味で笑っちゃう最もパワフルソングは僕的にはコレ↓
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)
レッチリの愛称で親しまれるレッドッホットチリペッパーズ。
日本では特に映画版のデスノートで「Dani California」が使われ一気に知名度が上がったものと思いますが、それ以前から好きだった方も多いはず。
メンバー全員が超個性的なのも魅力で、ベースのフリー、ドラムのチャドが僕は特に好きです。
もう売ってしまいましたが、チャドのドラム教則ビデオを持っていたのですが、その中でのチャドとフリーの掛け合いとか、一般人には理解できないぶっ飛び方してました。
尚現メンバーではベースのフリー以外は皆アメリカ出身。フリーはオーストラリアです。
そしてもしかしたら近年のレッチリしか知らない方にはイメージにないのかも知れませんが、初期レッチリはとんでもないマッチョな雰囲気の曲ばかり。
それが好きかどうかは置いといて、↑に埋め込んだYouTubeのAround The Worldの時点でもまだまだバカなマッスル感満載ですから、ぜひ初期レッチリも気になった方は探してみて下さい。
グリーン・デイ(Green Day)
え? グリーンデイ入れちゃう?
と思う方もいるかも知れませんが、僕の中ではアメリカンイディオットを聞いた瞬間からマッスルアメリカン感を感じるようになってしまったのです。
ジャンルで言えばパンクロックなのかも知れませんが、アメリカ感すごく感じるのは僕だけではないはず。
もうなんというか、文句なしにカッコイイです。
地味に僕はドラムのトレ・クールが、顔はなんだか優しそうなのに身体ムキムキでめちゃくちゃ筋肉感のあるドラムを叩くのが好きです。
あとビリージョーの目玉グリグリ感(笑
冷静に筋肉質アメリカンの視点で聞き直すと、もしかしたら昔からずっとそうかも知れませんね。
※YouTubeだと歌詞が一部消されてるんですね。知りませんでした。カッコイイポイントなのになぁ……と思ったりしょうがないのかなと思ったり。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)
続いてはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。
攻撃的で風刺するような歌詞も多いのですが、僕が最初に聴いた時は「なんてマッチョでアメリカンなバンドなんだ!」という印象。
僕たぶんちょっとズレてるんです。
かなり曲は激しいですが、しっかりとアメリカンステーキなコッテリギッシリ感を感じる作りが大好きです。
もしこの記事をドラマーの方が読んでいたら、ぜひレイジの曲で空振りでもしてみて下さい。
最高にマッスル感味わえますので。
余談ですが、マッスルアメリカン系ロック(←今命名)のバンドってカリフォルニア発が多い気がします。
今回紹介しているバンドのボンジョビ以外はカリフォルニアで結成されてます。
オフスプリング (The Offspring)
最後はオフスプことオフスプリング。
もしオフスプの名前を知らなかったとしても、間違いなく聞いてます。
テレビなどでも頻繁にBGMで使われていますので、その筋肉感、アメリカ感は知らず知らずのうちに日本人にも浸透しているはず。
なんでオフスプリング好きになったんだっけ?
と振り返ったら、僕が高校生だった頃辺りにグリーンデイとセットで流行ったんです。
wiki見てみたらやはり1990年代にグリーンデイと共にパンクロックブームを牽引、みたいに書かれていたので記憶は間違っていなかったと確信。
なんとこのオフスプリングもカリフォルニア発。
マッスルアメリカンの宝庫、カリフォルニア!
因みに僕が一番好きな曲はこちら↓
まとめ
今回はマッスルアメリカンロックという意味不明なジャンルに限定し、僕の完全な独断で選ばせて頂きましたので、エアロスミスはどうした! とか、ガンズがいねぇぞ!とか色々あるかとは思いますがご容赦下さい。
もし今回紹介したバンドで知らないバンドがあって、そこから他のバンドを聞くきっかけになってもらえればこれ以上ない幸せです。
アメリカ! という感じのロックバンドは、やはりイギリスのロックバンドとはなんかちょっと違う、パワフルなアメリカ感あると僕は思ってます。
それを少しでも感じて頂けたのなら幸いです。
あと、もしあなたの好きな筋肉感感じるバンドがいたら、出身地なども調べてみてください。
都市伝説になり得るレベルでカリフォルニア州率高い説を立証できるかも知れないので笑
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