遅刻をした時に怒られない為には正直であれ【最低限の心得】

遅刻と正直

朝、目が覚めて聴こえてくるのは小鳥の心地よいさえずりと、風邪の音。

カーテンには朝を知らせる元気な陽光が降り注いでいる。

ああ、いい朝だな。

そして時計に目をやると……出勤時間を1時間もオーバーしている!

え! なんで? スマホのアラームは?

最悪。

ほんとさいあく。

——このように、朝の寝坊やなんらかのトラブルで仕事・学校に遅刻してしまった時、気分は最低です。

遅刻の原因を作ったのは当然自分自身なわけですが、できればなんとか怒られずに済ませたいものです。

というわけで今回は、遅刻した際に怒られないための心構えについてです。

正直であれ

とても大切なのが、言い訳をしないことです。

お婆さんを助けていた?

ベタ過ぎて確実に嘘だと思われます。本当にお婆さんを助けていたとしても、です。

せめてウソをつくのであれば古典化したお婆さんは使わずに、「ブルーノ・マーズがいた」ぐらいの思い切ったウソの方が案外バレなかったりします。

家族に不幸があった?

一見無敵の言い訳に見えて、「それ言うのずるくね?」とひねくれ者には疑われます。

それに、何度も使えません。家族の人数分ウソをつき続けたらどうしますか?

電車が遅れた?

1番無難な切り抜け方ですが、サイバーサイコ野郎がいればすぐに調べられて本当に遅延していたかがバレます。

やるならば職場の誰もが利用しない路線で、かつ遅延証明書を捏造して持っていくぐらいの本気度でやりましょう。

――結局のところ、正直に言いましょう。

寝坊なら、寝坊しましたと。

そしてさらに大切なのが、遅刻に対して謝罪する時の誠意です。

誠意なんて古風で馬鹿げているように感じるかも知れませんが、演技でも良いのでとにかく心から申し訳ないと思っている、と相手に思わせれば良いのです。

その誠意を見せる為にも、遅刻した理由は正直に言うべきですし、演技をかますにしても正直な理由である方が気持ちもノリやすいです。

日頃のあなたへの評価がそのまま反応に影響する

また、当たり前のことを書きますが、日頃の行いがもろに反映されます。

普段から良く思われていなければ遅刻すれば嫌な顔をされるか、呆れられるでしょう。

普段から非常に評判が良く、仕事もしっかりこなしているのであれば「たまにはそういうこともあるさ」ぐらいに思ってくれるかもしれません。

先述の通り誠意を持って正直に謝罪したにも関わらずすごく怒られちゃうような場合は、たぶんあなたの日頃の行いがよろしくないのです。

もちろん、遅刻常習犯は論外。

そのような方はそもそも信頼されていないと思いますので、逆に言い訳を面白く考えて、大喜利のような謝罪をした方がまだマシかも知れません。

まとめ

僕は本業でアルバイトの子達を指導する立場にあるのですが、やはりたまに遅刻してくる子というのがいます。

その時の経験からも、やはりあたふたと長い言い訳を聞かされるよりは、ズバッと一言「すみません寝坊しました!」とでも言いながらキリッと頭を下げてくれる方がよっぽど気持ちいいのです。

そもそも僕は遅刻されたところで怒る気も起こらないタイプではありますが。

ただ、このような正直である方が良いケースというのは遅刻だけに限らずほとんどの場合そうだと思います。

ウソをつくのはとても簡単ですし、上手くウソをつけば便利でもありますが、やはりそれがウソだとバレた時のリスクを考えると正直である方がずっと得なのです。

正直者は信頼される。これは間違いのないことです。

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