夜空を見上げるのが楽しくなる、月の謎と豆知識

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月の謎と豆知識

いつだって見上げれば浮かんでいるのに、あまりにもいつもそこにあり過ぎるせいか意識をしないとありがたみのわからない月の存在。

地球にとってのただ一つの衛星であり、人体にまで影響を及ぼし、さらに一番近い距離にあるのに謎だらけな月。

今回は最低限知っておくときっと夜空を見上げるのが楽しくなる、月の謎と豆知識について。

月にまつわる謎

月イメージ画像

どのように出来たのかもわかっていない

月は非常に身近な天体ですが、実はまだ完全にはその誕生の謎が解明されていません。

今までは、三つの古典的な説が主軸とされていました。その三つが、

・地球自体の自転による遠心力で、地球の一部が分裂して月が出来た説。

・地球と月とは同じガスの塊から同時に出来た説。

・全然別の場所で誕生した惑星同士が、偶然うまい具合に引力に引っ張られ今の地球と月とが出来た説。

しかし、上記三つの説はどれも矛盾点を抱えてしまい、信ぴょう性には乏しいものでした。

そこで現在主流となっている説が二つあります。

・地球と他の天体との巨大衝突によって出来た物質が、地球の周回軌道上で集まり、合体して月となったジャイアント・インパクト説。

・一回の衝突ではなく、小さな衝突が何度も起き、それによって徐々に地球の軌道上に飛散した物質が集まって月になった複数衝突説。

素人な僕からしたらどれもピンとは来ないのですが、古典的な三つの説がちょっと無理があるのぐらいはわかります。

地球分裂説は想像し難いですし、同時にガスの塊から誕生したのもイリュージョン過ぎますし、たまたま地球の引力に乗ってくれた説も本当に確率低そうです。

そして、次に紹介する謎が結構これら説の大いなる矛盾になってしまうのです。

月、でかすぎる問題

惑星と衛星との大きさの比率というのは、木星(直径142,984km)に対する衛星のイオ(直径3,643km)で約1/40ほど。

土星(直径120,536km)では、衛星タイタン(直径5,148km)が約1/23。

一方の月と地球とは、地球が直径12,756kmに対し、月が直径3,474kmであり、なんと1/4ぐらいの比率。

つまり、衛星と呼ぶにはあまりにもデカすぎるのが月なのです。

謎です。

このデカすぎ問題が原因で、前項で挙げた古典的三つの説が怪しくなってしまうのです。

分裂したにしてはデカすぎる。

同時にできたにしてはデカすぎる。

引力で上手く引っ張ったにしてはデカすぎる。

故に、今はジャイアント・インパクト説らが主流なのですね。

じゃないと説明できないわけです。

月の裏と表が違い過ぎる問題

月の表側、つまりは普段地球から見えている側というのは表と呼ばれ、「海」と呼ばれる黒いくぼみが沢山あります。

月の表画像
NASAの撮影した月の表側

しかし、裏側は全く異なる表情となるのです。

裏側がコチラ↓

月の裏側画像
NASAの撮影した月の裏側

海の部分がなぜか裏側にはほぼありません。

様々な説がありますが、なんとまだはっきりとした定説はないのです。

地球人が見すぎてシミになっちゃったんじゃないですかねぇ(素人考え)。

月の豆知識

月と海画像

月は徐々に遠ざかっている

次に豆知識です。

なんと、月は一年間に3.8cmも地球から遠ざかっていることが分かっています。

これは、月レーザー測距による性格な数値ですので、10年間すれば38cmも地球から離れてしまうのです。

地球がいつまで存在するのかわかりませんが、数億年単位で見れば、もしかしたら月はもう地球の衛星ではなくなってしまう日も来るのかも知れません。

まぁ地球云々の前に人類がもういない可能性が高いですが。

月の裏側は地球からは永遠に見れない

月の自転周期と地球の周りを回る公転周期とは完全に一致しており(自転と公転の同期)、それにより必ず地球からは月の片側しか見えない状況になります。

これは残念ながら月の周期が変わらない限りは永遠に変わらず、僕らは地球にいる限りは月の一面しか見えないままなのです。

因みに見えている面というのがウサギさんのいる面ですから安心してください。

月と人間との関係

人間と月との関係でまず思い出すのは、女性に月に一度訪れるいわゆる生理、正式には月経と呼ばれる現象です。

過去に記事にもしましたが、月の満ち欠けの周期と月経の周期とが極めて近いことなどから、世界中で月と月経とは結び付けられています。

また、月の引力が女性の月経にも影響を及ぼし、当然女性だけでなく男性にも影響があります。

科学的根拠には乏しいのですが、女性間のあるあるで満月の日には生理が来やすいといものもあるぐらい。

他にも、かつて日本人は時計などが無かった時代には月の満ち欠けで一か月の日にちを把握していました。

さらに夜に十分な数の明かりが無かった時代には、最も信頼できる明かりとなるのが月光でした。

月の白い光は太陽光を反射した光ですから、真の暗闇が多かった昔には今以上に世界を明るく照らしていたのです。

そのように、今では想像できないほどに、かつての人々は月を頼りに生きていたのです。

月に車で行くにはどのぐらいかかる?

地球から月までの距離は、光の速さなら1.3秒ほど。

現実的な距離だと、38万キロほどになります。

仮に高速道路並みのスピードで車で行くとした場合、100キロで走り続けたとしたら3800時間、つまり158日で行けます。

ざっと5か月ぐらい100キロで走り続けた場合でもかかる計算です。

割と近いように感じる月でも、とんでもなく遠いところにあることがわかります。

因みに、歩いて行こうと思った場合、割と歩くのが早ければ時速5キロぐらいにはなると思いますが、それでも105か月ぐらいかかりますので、ざっと9年ぐらいでしょうか。

奥さん、ウォーキング9年間し続ければ月まで行けますよ!(なお、もちろん不眠不休での計算なので実際は数倍かかるかと思われます)

まとめ

謎だらけ、不思議だらけのお月さま。

そしてずうっと人の闇を晴らすべく頭上から優しい光を注いでくれている月。

いつでも、夜になれば頭上にいるわけですから、たまには月を見上げて思いを馳せてみるのも良いかと思います。

数億年後にはどこかへ行っちゃうかも知れませんから、今がチャンスです!

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